エイブラハム・メリット– tag –

エイブラハム・グレース・メリット(Abraham Grace Merritt/1884年1月20日~1943年8月21日) は、アメリカ出身のジャーナリスト、小説家で、幻想文学・怪奇小説・ファンタジーの先駆者として知られています。編集者としての本職を持ちながら、1917年頃から「Through the Dragon Glass」を皮切りに執筆を開始。代表作には The Moon Pool、The Ship of Ishtar、Burn, Witch, Burn! などがあり、神秘世界・異界風景・失われた文明などをテーマにした壮大な物語を描きました。映画化された作品としては『Seven Footprints to Satan』(1929年)や『The Devil-Doll』(1936年)があります。彼の豊かな描写と幻想的世界観は、後のH.P.ラヴクラフトやファンタジー作家たちに強い影響を与えました。