公開から37年、今でも世界最高のタイムトラベル映画と言われる「バック・トゥ・ザ・フーチャー」。3部作のストーリーを一気に紹介いたします。
かなーりザックリしたあらすじになりますが、見たことない若い人もこれ読めばストーリーまるわかり?ですよ。
それでは紹介していきます。
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ロバート・ゼメキス / ボブ・ゲイル
制作:ボブ・ゲイル / ニール・カントン
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ / キャスリーン・ケネディ / フランク・マーシャル
出演:マイケル・J・フォックス / クリストファー・ロイド 他
公開:第1作 1985年7月3日(アメリカ) / 1985年12月7日(日本)
公開:第2作 1989年11月22日(アメリカ) / 1989年12月9日(日本)
公開:第3作 1990年5月25日(アメリカ) / 1990年7月6日(日本)
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「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作 あらすじとネタバレ
1985年、高校生のマーティは三人兄弟の末っ子で、父はしがないセールスマン、母も昔は美人だったが太ったおばさんになっていた。
父は今日も上司のビフにからかわれている。
マーティはある夜、知り合いの科学者ドクに呼ばれてショッピングモールの駐車場にいく。そこにはドクが独自に改造した車 デロリアンがあり、ドクの愛犬アインシュタインが乗せられていた。
ドクのリモコンでデロリアンが走りだすと、すぐに消え、1分後にまた現れた。しかしアインシュタインにかけた時計は1分遅く時を刻んでいた。訳がわからないマーティに、アインシュタインがタイムスリップしたのだとマーティに教えるドク。
しかしデロリアンの燃料となるプルトニウムを、リビアの過激派からだまし取ったせいで、報復にあいドクは機関銃で撃たれてしまう。マーティは急いでデロリアンに乗り込み全速力で過激派からにげる。
そのままタイムスリップし、着いたのは1955年だった。
1955年の世界
そこで作家志望の若き父に会い、美人だった頃の母に惚れられ、若きドクにもなんとか会うことができた。
ドクだけにはタイムスリップの事を話し、理解してもらえたものの、プルトニウムがまだない時代なので、デロリアンを動かすことができなかった。
しかしマーティがたどり着いた日の1週間後に、時計台に雷が落ちた事を覚えていたマーティの発言から、それを利用してタイムスリップに使う電力を得ようとドクは思いつく。
未来に帰る算段ばできたが、母親がマーティにほれてしまったため、写真の中の兄と姉が消えかかっていた。
マーティはなんとか2人を巡り合わせ、あとは帰るだけとなる。
しかし、ドクが撃たれた事実を教えなけばいけないと思いドクに話そうとするが、未来を知ってしまったらろくなことがないと言って聞く耳をもたなかった。
仕方なく手紙に書き、ドクのコードにそっと忍ばせる。しかし出発直前にその手紙が見つかり、手紙を破られてしまう。
こうなったら10分早く着いてドクを助けようと思ったマーティは1985年に戻り、その地点からモールの駐車場まで車を走らせようとする。
しかしデロリアンは動かない。車から降りて懸命に走るが、モールに着いた時はちょうどドクげ撃たれたあとだった。ドクのそばで嘆き悲しむマーティ。しかしドクは何故か起き上がり、服の中には防弾服を着ていた。
そしてマーティはやぶられたはずの手紙を見せられる。
マーティ「未来を変えてはいけないといったくせに」
ドク「かたいこと言うな」
そしてドクは未来を見にタイムスリップしていった。
マーティが未来に関わったおかげで父は有名作家、母はスリムになり、ビフは使用人になっていた。
マーティが恋人のジェニファーとドライブに行こうとすると、ドクが未来から帰ってきて、慌ててマーティとジェニファーを未来で空飛ぶ車に改造されたデロリアンに乗せた。
息子の危機
30年後の2015年にきた3人。
未来にきて興奮状態のジェニファーを眠らせて、何故連れてきたのかをマーティに話すドク。
マーティの息子がビフの孫にそそのかされて悪事を働き捕まるから、それを未然に防がなければならなかった。
とりあえずその危機ば脱したが、眠らせていたジェニファーが警察に保護されて、未来の自宅に連れていかれてしまう。迎えにいくマーティたちを年老いたビフに偶然見られてしまう。
マーティとドクがジェニファーを自宅から秘密裏に連れ出そうとしている間にビフがデロリアンを運転して1955年のビフに**「スポーツ年鑑1950-2000」**を渡しにいっていた。
その本は1950年から2000までの主なスポーツの結果が載っていたため、賭事をすれば大金持ちになれるのだった。
ビフは気づかれないようにもとの時間に帰ってきた。
マーティたちはジェニファーを連れて1985年に帰っていった。
しかしそこはマーティが知っている1995年ではなかった。ビフが街の支配者になり、マーティの母はビフとイヤイヤ再婚、父はビフによって殺されていた。
スポーツ年鑑が原因とわかったマーティはドクと共に再び1955年に戻ることにする。
再び1955年へ
なんとかスポーツ年鑑をビフから奪い、燃やして処分することに成功した2人。マーティがデロリアンに乗ろうとしたとき、空に浮かんでいたデロリアンはイナズマに打たれてドク共々消えてしまう。
その直後、郵便局員が70年前から保管していたという手紙をマーティに渡す。
さらに過去に行ったのだと確信したマーティは1955年のドクに会いにいく。
ドクの手紙には 元気で暮らしているから迎えに来なくていい と書いてあった。
そしてデロリアンを廃坑に隠してあるからその時代に掘り起こして解体しろ とも書いてあった。
廃坑跡からデロリアンを掘り出したマーティたちはその近くでドクの墓を発見する。
ドクはビフの祖先に殺され死んだ日はドクが手紙を出した1週間後だった。
ドクの恋
マーティは1885年に行き、鍛冶屋となっていたドクとの再会を果たす。
1週間後に死ぬことをドクに伝え、一緒に帰ることになったが、ドクはクララという女性に会い恋に落ちる。
ドクは迷っていた。1985年に帰って生きるか・・・クララと別れずこの時代に残り、そして死ぬか・・・
1週間後に死ぬ運命をなかなか信じられず迷っていたドクにマーティは、「科学者なのに、頭が考えてることに耳を貸さないのか?」と問う。
ドクは1985年に帰ることを決め、クララに別れを言う。
マーティたちが帰る日、クララが追いかけてくる。クララが危機に瀕してしまいドクが助け出すが、その間にデロリアンはタイムスリップ。
大団円
1985年に着いてすぐに列車にぶつかりデロリアンは粉々になってしまう。マーティはかろうじて逃げ出したが、もうタイムスリップすることはできなくなってしまう。
列車が走り去った後、蒸気機関車型のタイムマシンが現れる。そこに乗っていたのはもちろんドク。
そしてクララと2人の息子たちだった。
マーティに別れをいい、ドクたちは何処かの時代にタイムスリップしていった。
3部作まとめての感想
主人公のマイケル・J・フォックスはこの作品の前に「ファミリータイズ」でアメリカでは知られていたが、この映画で完全に全世界が知っている大スターとなりました。
作品としてもタイムトラベルものでは最大のヒットとなり、第2作の舞台となった2015年には「本当にデロリアンが出てくるかも」という話題がでて一時期話題になりましたね。
第一作からもう30年以上・・・今見ても面白さに陰りはありません。
今回はかなりざっくりしたあらすじになりました。
この作品も知らない若い人に見てほしいものです。