「燃える昆虫軍団」あらすじとネタバレ Gが苦手な人にはオススメできないカルト級作品

アクション(洋画)

今回はゴキブリに似た昆虫が大挙して人間たちを襲うパニック映画「燃える昆虫軍団」を紹介します。

襲ってくる昆虫がなかなかにグロテスクなので、オススメはできませんが、そんなことお構いなしに詳しく紹介していきます!

「燃える昆虫軍団」作品紹介

監督:ヤノット・シュワルツ

原作:トーマス・ペイジ

制作:ウイリアム・キャッスル

脚本:ウイリアム・キャッスル / トーマス・ペイジ

出演:ブラッドフォード・デイルマン / ジョアナ・マイルズ / リチャード・ギリランド / アラン・ファッジ 他

公開:1976年(アメリカ)

 

 

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「燃える昆虫軍団」あらすじ

アメリカの小さな町の大学で生物学を研究しているジムは、研究所に向かうついでに妻のキャリーを教会に送る。

キャリーが教会で牧師の説教を聞いているさなかに大きな地震が起きる。それは教会を崩壊寸前にし、地面は大きく裂けるほどの大地震だった。

なんとか教会の外に出て助かったキャリー。

同じく教会にいて逃げ出した農夫のタッカーは、車で迎えに来た息子のケニーから自宅の畑が地割れでひどいことになっていることを聞かされ、すぐに自宅に向かうことになる。

自宅が見えていたもう少しのところでエンストする車。タッカーが再びエンジンをかけたその瞬間、車は爆発して炎上してしまう。その爆発音を聞いて自宅から飛び出した娘ノーマと息子トムは、目の前で父と兄が焼け死ぬのを目撃してしまう。

その夜、ノーマの恋人メットは落ち込んでいるノーマを慰めていた。虫の音しか聞こえない静かな時間が流れていた。しかしメットは虫の音の中から聞き慣れない音があることに気づく。

メットは外に出てその虫の音を探す。するとその虫の音が地割れの中から聞こえてくることに気づく。その周りを探索してみると、楕円形の黒いゴキブリのような虫が大量に群がっていた。

そのうちの一匹がたまたまさまよっていた野良猫の体にひっつくと、その猫は燃え上がって焼死してしまう。

翌日、メットは猫の死骸を持ってジムの研究室を訪ねる。

ジムは猫が焼死した経緯を聞いた上でタッカーの農場に出向く。そこで同じ虫を発見し触ろうとしたが、あまりの熱さで手を引っ込めてしまう。

ジムは友人で科学者のマークと共に虫を調べ始める。

虫は燃えカスや灰などを食べて生きており、それによって体全体が熱を帯びていること、そして尻尾などから熱を発生し物や生物などを燃やすことが判明する。

研究を続けていた矢先、妻のキャリーが虫によって焼死してしまう。

この出来事があってからジムはおかしくなり、実験材料として大量の虫たちを飼い始め、その虫たちに対して異常なほどの関心と恨みを持つようになっていった。

しかしそのジムも大量に飼っていた虫たちに襲われてしまう。なんとか逃げようとするジムだったが、地震でできた亀裂に虫たちごと落下して死亡する。

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「燃える昆虫軍団」感想

おそらく地震によって地割れが起き、地底(マグマ)に近い場所に生息していたであろう昆虫が地表に現れたという設定なのだろう。

昆虫が熱を持ち、車や動物、人などを襲うパニックものであり、途中までは面白かった。しかしラストがなんとも言い難いほどにアッサリしている。結局主人公が死んでそこで終わりってのはどうだろう?

ラスト間近で昆虫が「WE LIVE」と虫が並んで見せるシーンから、昆虫は意志をもっており、なにかしら人間と昆虫との全面対決みたいになるのかと思ったのだが。

まあ、3億年前から生きているゴキブリに似ているということで、たとえ何があっても、たとえ人間が滅びてもゴキブリは生き残るんだということを表現したかったのかな?

それとも「WE LIVE」のように「我々も外見だけで嫌われ、追いかけられてコックローチを噴射されるけど、必死に生きてるんだよ!」っていうことを伝えたかったのか?

でもコックローチは手放せない・・・もし人間に出会ってしまったら覚悟してくれよ!

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