「トランザム7000 VS 激突パトカー軍団」あらすじとネタバレ 

アクション(洋画)

前作「トランザム7000」のその後を描いた続編。前作のキャストはそのままに、のちに「キャノンボール」で名コンビを演じることになるドム・デルイースも加わっています。

「トランザム7000 VS 激突パトカー軍団」作品紹介

監督:ハル・ニーダム

脚本:ジェームズ・リー・バレット / チャールズ・シャイア / アラン・マンデル

出演:バート・レイノルズ / サリー・フィールド / ドム・デルイース 他

公開:1980年8月15日(アメリカ) / 1981年3月14日(日本)

 

 

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「トランザム7000 VS 激突パトカー軍団」あらすじとネタバレ

ビッグ・イーノスとジョン・コンは、お互いがテキサス州知事選挙に当選するために、お互いが妨害工作に躍起になっていた。

現知事がマイアミにあるブツを、配送業者に9日以内にテキサスのダラスに運ぶように命令していたのを聞いたイーノス親子は、スノーマンに積荷の輸送を依頼する。

初めイーノス親子は20万ドルの報酬を提示したが、スノーマンは結局40万ドルまでつり上げることに成功する。

一方のバンディットはキャリーと別れてから酒に溺れる毎日で運転できるような状態ではなかった。仕方なくスノーマンはキャリーに連絡し、報酬のうちの5万ドルを渡すから協力してくれるように打診する。

打診した電話先は教会であり、キャリーは以前婚約を破棄したジャスティス Jr と再び結婚しようとしていたが、その電話を受けて、再びバンディットたちと行動をともにするようになる。

酒を飲みすぎてすっかり体力が落ちていたバンディットはトレーニングで数日を潰し、マイアミでブツを取りに行ったときは、あと3日の期限しかなかった。

その積荷を受け取ろうとしたが、何故か「3週間の隔離が必要だ」と言われて断られてしまう。

3日しか猶予がないバンディットたちは倉庫に忍び込んでそのブツを運ぼうとするが、その箱はとんでもなくデカかった。

中には一匹のゾウは入っていた。

仕方なくそのゾウを運ぶことにしたバンディットたちの前に、またしてもジャスティス親子が立ちふさがる。

毎度のようにジャスティス親子をまいたのち、ボロボロのガソリンスタンドに立ち寄る。

しかしなぜかゾウの様子がおかしい・・・

どうにかならないかと思っていると、ちょうど良く救急車が給油に立ち寄る。運転手がトイレに行っている間に、マラリアにかかった患者を診察していたイタリア人医師ドクトル・フレデリコ・カルルッチに診てもらうことにする。

カルルッチが車から離れている間に運転手はトイレを済ませて、車を発進させる。

乗り遅れたカルルッチはバンディットとともにソウの担当医として行動をともにすることになる。

昔は有名だったバンディットも今は落ちぶれ、バンディットのことを嫌いな人間や知らない人間もいた。

ゾウが妊娠し、絶対安静だとわかっていたバンディットだったが、一度は失った名声を得たいがため、周りの反対を押し切ってでもダラスに行こうとする。

バンディットとの仲が戻り始めていたにも関わらず、キャリーはそんなバンディットに「昔に戻って」と言って一旦別れる。

ジャスティス警部は保安官をしている兄のゲイロード、弟のレジーに協力を要請。バンディットは砂漠で待ち構えていたおよそ100台のパトカー軍団に追われるハメになる。

しかし先行していたスノーマンが仲間のトラッカーたちを呼んでパトカー軍団を一掃する。

ゾウは無事に子供を出産する。産後の移動は危ないというスノーマンと喧嘩するバンディット。しかしゾウが泣いているのを見て考え直し、40万ドルは諦め、迎えに行ったキャリーを連れて走り去っていく。

そしてパトカーをボロボロにされたジャスティス保安官はバスに乗り換えて、また彼らを追い始める・・・

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「トランザム7000 VS 激突パトカー軍団」感想

前作の名物の敵役だったジャスティス保安官には兄弟がいた事は判明します。兄と弟ですから、ジャスティス保安官は「次男」ということになります。

しかも1人3役の大活躍?

演じていたジャッキー・グリーソンさん、お疲れ様です。

彼については次作の「トランザム7000 PART3」で少し書きます。

おちゃめで真面目なイタリア人医師を演じたドム・デルイースさん

彼は俳優であり、コメディアンでもありました。

1970年から1980年代には、今回共演したバート・レイノルズさんと映画やドラマで多数共演しており、仲がとても良かったそうです。

 

 

また一時期にはメル・ブルックス監督やジーン・ワイルダー作品の常連俳優としても多くの作品に出演し、ゴールデングローブ賞にもノミネートされました。

2009年5月4日に75歳で亡くなります。その際にバート・レイノルズさんはコメントで、

ドムはいつも周囲の人を和ませてくれた。

彼のような人物はほかにはいない。

彼が他人の悪口を言うのは聞いたことがない。とても寂しい

と言っていました。見たまんまの優しいい人だったようですね。

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