「カメラを止めるな」あらすじ 1回で2度楽しめる作品

コメディ(邦画)

予算300万円で作られたインディーズ映画ながら、SNSなどでの口コミが広がり、国内外で多くの映画賞を受賞。興行収入は30億円以上をたたき出し、2022年にはフランスでリメイクされました。

「カメラを止めるな」作品紹介

監督:上田慎一郎

脚本:上田慎一郎

原案:劇団PEACE「GHOST IN THE BOX!」

制作:市橋浩治

出演:濱津隆之 / 真魚 / しゅはまはるみ 他

 

「カメラを止めるな」動画配信情報(2022年7月28日時点)

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「カメラを止めるな」あらすじ

廃墟となった浄水場でゾンビ映画を撮影している、インディーズ映画のスタッフたち。

恋人の男がゾンビとなって、女に襲いかかるというシーンの撮影。

 

2人はプライベートでも密かに交際していた。

 

主演女優は同じシーンでもう何十回とNGを出していた。

リアリズムを追求する監督に、「ほんとの表情でやれよ!」と怒鳴られ、落ち込む。そんな監督に楯突く男優にも突っかかる監督に強気な性格のメイク担当の女性スタッフが割って入る。

休憩中に、この建物は昔、日本軍が死人を生き返らせる人体実験をしていたという噂があることを主演俳優2人に話す。

監督から、屋上に大量の血糊を持ってきてくれと言われていた助監督がブツブツ文句を言いながら外に出ていく。

助監督が屋上から降りてくると、ゾンビの扮装をしたスタッフに襲われる。助監督は腕を噛みちぎられ死亡する。

その助監督もゾンビとなり、3人に襲い掛かってくる。その表情を「いいねー。これだよこれ!」と言ってカメラを向ける監督。

 

監督は屋上に呪いの五芒星を血糊で書き、ゾンビを復活させていた。

 

ゾンビと化したスタッフたちから逃げる3人。そんな彼らとゾンビを撮影する監督。

興奮しすぎて女優の足についていた血糊のゴミを「噛まれた」と勘違いしたメイク担当が、女優を殺そうとする。

メイク担当に追われて浄水場の屋上まで逃げる女優。

それを止めようとして、男優はメイク担当を殺してしまう。しかし屋上から落下してしまう。

落ちた男優もゾンビと化して女優に襲い掛かってくる。女優は男優を斧で首を切り落とす。

監督は「何やってるんだ!台本通りにやれよ!」と」突っかかるが、我を忘れている女優は、監督までも斧で叩き殺してしまう。

そして主演女優が血まみれで五芒星の真ん中に立っているところで

「ONE CUT OF THE DEAD」の題名が大きく入り、エンドロールが流れる。

「はい、カット!」という声がかかる。

そして話は1ヶ月前までさかのぼる・・・・

 

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「カメラを止めるな」感想

この作品を見たのは動画配信サービスで、映画館に行ったわけではありません。見たあとに「映画館で見なくてよかった」と思ってしまいました。

1800円払って見るものなのか・・・。

決して作品自体を馬鹿にしているわけではありません。もともと300万円で作られている低予算のインディーズ映画なんです。

しかし近年はSNSが普及して話題となり、全国公開してしまったのです。

でも、やっぱり少し陳腐な感じがしてしまうのです。

初めに本編を見せておいて、残り半分でネタバレする。もう話の展開が見えちゃうんです。

何処かで見たような、ありがちな展開・・・

 

最近見た「イニシエーションラブ」の衝撃に比べたら・・・」と、比べちゃいけないのに、してしまう私・・・

「カメラを止めるな」これは純粋にドラマなんです、ホラーでもミステリーでも無く。

前半、約40分、まるで学生が作ったような、穴がありすぎるグダグダなゾンビ映画を見せられます。

後半、この40分の映画がどのように作られたのか、スタッフや監督の人間性を垣間見せて、撮影している時の出来事などを描いていきます。そこで「なぜ?」の部分が「そういうことか!」と納得してしまいます。これを90分でまとめた手腕は良かったと思います。

 

最近は、映画館に行く若い人が減ってきているそうです。

映画好きの私としては作品が大成功したことは大いに素晴らしいと思いますし、これによって映画に興味を持つ人が増えてくれるのも大歓迎です。

そういうところで芸能人や映画好きな方が絶賛しているのでしょうね。

 

しかし、私が好きなのはハッピーエンドよりグレーなエンド(このあとどうなるの?)のような終わり方・・

 

「イニシエーションラブ」のような最後の最後でどんでん返しを欲する私には、あまりにも普通に終わったのがちょっと消化不良な作品でした。

予告編で想像を膨らませすぎた私の悪いのですが・・・

ゾンビ映画をベースにするなら最後にホントのゾンビが出て来るとか・・・

盛りすぎでしょうか?

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