「サスペリア」襲ってくるのは人間か?それとも・・・ただの殺人事件ではなかった驚愕のラスト

映画

イタリアホラーの代表とも言えるダリオ・アルジェント監督とイタリアのロックバンド、ゴブリンがタッグを組んだ、ホラー映画の金字塔「サスペリア」を紹介します。

残酷と美しさが混在する圧巻の映像美。イタリアンホラーの名作です。

2019年には日本でもリメイク版も公開されました。

 

 

「サスペリア」作品紹介

監督:ダリオ・アルジェント

脚本:ダリオ・アルジェント / ダリオ・ニコロディ

制作:クラウディオ・アルジェント

音楽:ゴブリン

出演:ジェシカ・パーカー / アリダ・ヴァリ /  ジョーン・ベネット / ウド・キア 他

公開:1977年2月1日(イタリア) / 1977年6月25日(日本)

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「サスペリア」あらすじ

ドイツの名門バレエ学校に入るためにアメリカからやって来たスージー・バニオン。

土砂降りの中、ようやくタクシーにのりこむんだスージーは、フライブルグ・バレエ学院に向かう。

 

ほぼ会話のないタクシーの中の画面で約1分強、何か不安そうなスージーとゴシック調なゴブリンの音楽、この時間がけっこう長く感じます!

 

外壁が赤色に統一されたバレエ学院に着くと、玄関から学生のパットが出てくるところだった。彼女は玄関先で誰かに「秘密・・・アイリス・・・」などと叫び、何かから逃げるように走り去る。

スージーはインターホンで内部と連絡するも、「あなたなんか知らない」と言われてしまう。

 

待たせておいたタクシーに戻り、とりあえずホテルに行くことにするスージー。

そのタクシーの中から、パットが何かを叫びながら走っている姿を目撃する。

パットは知り合いのマンションに駆け込み、一夜の宿を借りることになる。その夜パットは毛むくじゃらの腕をした男に惨殺され、その巻き添えでその知り合いも死んでしまう。

 

 

翌日、再びバレエ学院を訪れたスージー。その時は前夜と違い、なぜかすんなり受け入れられる。学院のホールでは、パットの件で警察が副校長に事情聴取していた。

先輩であるオルガとアパート生活するようになるスージー。

 

しかし初日から体調がすぐれず、スージーはレッスン中に倒れてしまう。寮のベッドに寝かされ、荷物もいつの間にか寮へ移される。そして食事には常に赤ワインがついていた。学園専属の医師からは、赤ワインを飲んで血を増やすように進められる。

その日からはサラと住むようになる。

 

夜になり、スージーが髪をとかしていると。何かが髪に落ちてくる。

その正体は蛆虫で、天井に無数の蛆虫が這っていた。しかもそれはスージーの部屋だけではなく、その階のフロア全部に及んでいた。

その階は屋根裏の直下にあったため、念のため調べると、保存としておいておいた食料が腐敗した為だとわかる。

とりあえず稽古場に臨時の簡易ベッドを置き、皆で眠ることになる。

 

不気味ないびき声を聞いたサラに起こされるスージー。そのいびき声はシーツで仕切っている隣の男のグループから聞こえており。その声は校長だとサラは言い張る。

サラが以前、校長が寝ていた隣の部屋でサラが寝ていた際に聞いた声と一緒だったからというのが理由であるが、校長は旅行中で今はいないとスージーは副校長から聞いていた。

 

次の日、サラがそのことをタナー先生に聞くと、「校長は旅行中ですよ」と冷たくあしらわれるように言われる。

不信感を持ったサラはその夜から、先生たちがどこに帰っていっているのか気になるようになる。

 

ピアノ担当のダニエルは盲目で、いつも盲導犬を連れて学院に通っていた。その盲導犬が寮の家主の甥であるアルバートに噛み付く事件が起きる。

タナー先生は激怒し、ダニエルを即刻クビにする。

その夜のビアホールからの帰り道、ダニエルの盲導犬は誰もいない広場で吠えだす。そしてダニエルを襲い、彼を噛み殺す。

 

次の日、サラはパットからメモをもらっていたことをスージーに告白する。しかしサラが自分の部屋に帰ると、そのメモが失くなっていた。

そのことをスージーに話すも、彼女は強烈な眠気に襲われ、話を聞きながら寝てしまう。

 

スージーは食事についてくる赤ワインを飲むと、毎晩のように強烈な眠気に襲われていた。

 

仕方なく自分の部屋に帰ろうとするサラだったが、廊下で何者かに追われるような感覚を覚え、屋根裏へと逃げる。

屋根裏で何者かに切りつけられたサラは逃げるが、結局首をカミソリで切られて死んでしまう。

 

翌日、サラがいないことに気づき、タナー先生に聞くと、「朝早くに荷造りをして去っていった」と言われてしまう・・・

 

 

結末

そのバレエ学院がその昔、魔女とよばれていた悪魔崇拝者たちの住んでいた場所だということが判明します。

そして校長はこの世に実態のない悪魔で、副校長やタナー先生、使用人たちはすべてその悪魔のしもべだったのです。

 

 

その悪魔を撃退したスージーは崩れゆくバレエ学院から命からがら脱出して、この映画は終わります。

 

 

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「サスペリア」感想

イタリアのホラー映画の巨匠ダリオ・アルジェントの代表作で、日本公開時には「決して1人では見ないでください」のキャッチフレーズで有名になりました。

グロテスクではないものの、全体が赤を基調とした照明、そしてセットも赤を全面に出しており、「鮮明な血」を表現しているような印象です。

そしてイタリアのロックグループ「ゴブリン」が担当する音楽も印象的でおどろおどろしくないけれども、なにかおとぎの国の邪悪な世界みたいな感覚を受けます。

この作品は心穏やかなシーンが冒頭から一切なく「目」と「耳」で見る人たちを常に緊張させることができる、いい意味で素晴らしい「オカルト」だと思います。

 

ちなみにアメリカで2018年にこのリメイクが公開され、日本では2019年1月に公開されました。

またいつか、見比べた感想なども書いていきます。

 

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