美人だが強欲にまみれた女教師が数々の事件に自ら巻き込まれる・・・
謎解きになると天才的能力を発揮する三十路過ぎの英語教師である鮎川が、頭脳明晰で人がいい3人の教え子を巻き込んで、数々の事件を解決していきます。
「パズル」作品紹介
脚本:蒔田光治 / 大野敏哉 / 遠藤彩見 / 林壮太郎
演出:片山修 / 宮下健作 / 木村政和 / 高橋伸之
出演者:石原さとみ / 山本裕典 / 木村了 / 永山絢斗
エンディング曲:倖田來未「Moon Crying」
石原さとみのドラマでサイコーに好きなキャラしてるのは「パズル」ってドラマの金にがめつい女教師の役サイコーに好きw pic.twitter.com/lTTGbbE8FS
— K (@ks_mgm) October 12, 2016
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「パズル」あらすじ
進学校である近松大学付属辯秀高等学校3年の今村 真一(山本裕典)、神崎 明(木村了)、塚本 善雄(永山絢斗)は校門前で校門前に立っている女性、鮎川 美沙子(石原さとみ)を見かける。
鮎川は校長先生に用事があるらしく、彼らに案内をお願いする。
鮎川はおしとやかで美人であり、3人もその容姿を見て「可愛いな」とヒソヒソを話す。
校長室に案内された鮎川は優しい口調でお礼を言ったあと、「用事が済んだらお茶でもしませんか?」と3人に言う。しかし「あ、勉強で忙しいですよね?」と申し訳なさそうに言う鮎川に3人は「校門前で待ってるよ」とニヤケ顔で答える。
しかし終電が終わり、午前1時になっても鮎川は帰ってこなかった。その時、まだ彼らは鮎川に騙されていることに気づいていなかった・・・
教師・鮎川美沙子、登場
翌日、病気で休むことになった英語の担任の代わりに赴任した鮎川を見てびっくりする3人。
鮎川は大道 吾郎( 金児憲史)に紹介されている時はおしとやかだったが、彼が教室から去ると態度を一変させ、口調が乱暴になる。
鮎川は若く見えるが教師歴10年のベテランで、三十路を過ぎている。
普段は猫を被っており、表向きは清楚でしとやかに振舞うため、男性陣からの評価は極めて高い。だが彼女の本性は傲慢でがめつく、手癖も素行も悪くセコい女だった。
彼女の教育方針は、「私語は厳禁・質問も厳禁・付け届けは現金!」である。
鮎川は今村たち3人を見つけて、「昨日はよくもタメ口を聞いてくれたな!」と言い放ち、校門前で午前1時まで待っていたことを聞くと「おまえらがどこまでバカか試してみた」と、あざ笑う。
鮎川は授業を始めようとするが、辯秀高のレベルに愕然とする。彼女は英語教師だが実は英語が大の苦手であり、その実力は中学生レベル、いやそれ以下であった。
鮎川は教科書を投げ捨て、単語の意味と読み方を結びつけた苦しい駄洒落を織り交ぜた英語の授業を行う。
例:COLDは「凍るど!」など。
石原さとみさんのメガネ+スーツ姿はパズルというドラマで見れる
こんな女教師に教えられたいけど…
見た人には分かるこの役のクソすぎる教え方 pic.twitter.com/kermo9Xb4Z— 雪 (@actress___lily) July 10, 2018
第1の事件
その日の放課後、今村は友達である桜葉女学院の松尾 ゆうこ(岩田さゆり)から相談を受ける。
資産家の青柳家の当主、青柳龍左衛門 (井川比佐志)が亡くなり、遺言として家宝の在処を示した暗号が提示される。生前から「頭のいい人間に受け取る権利がある」と龍左衛門 は言っていた。
ゆうこは今村に「私はほしくないけど、一族に良くないことが起きるかもしれないから、最初に見つけ出したいの」と色目を使いながら今村の手を握る。しかし実際は遺産を自分のものにしたいのが本音であり、今村を利用しようとする腹黒い女の子だった。
そんなことを微塵も疑ってない今村は神埼、塚本と3人で暗号を解こうとするがなかなか解けない。しかし3人は自分たちが頭がいいことを自負しており、「僕達が解けないんだから、誰も解けるはずがない」と少々ナルシストな一面を持っていた。
たまたまやってきた鮎川はその家宝の話に興味を持つ。家宝の推定金額が億を超えると知った鮎川は目の色が変わり、暗号を見せるように要求する。
鮎川は頭は良くないが、金が絡んだときは恐ろしく推理力や洞察力が働く人間であり、その暗号も瞬時に解いてしまう。
学校が休みの日、鮎川は3人を強引に呼び出し、青柳家に行くことにする。青柳家には鮎川たち4人以外にも、ゆうこの同級生、高村 みちる( 佐藤千亜妃)、和田 ひとみ(朝倉あき)も来ていた。
ゆうこたち桜葉女学院の3人は今村たちに色目使いで協力を仰ぐ。しかし3人は腹黒いゆうこを筆頭に、今村たちを利用しようとする陰険性悪軍団だった。
青柳家の関係者が何者かに殺され、そこに捜査でやってきた鎌田 虎彦(塩見三省)は生徒思い(に見せかけている)の鮎川の可愛さと色香に惑わされて、捜査状況などを簡単に教えてしまう。
鮎川が原因で自分からトラブルを招き、それをいやいやながら助ける今村たち。
その後、鎌田 に注意されるも、すべて今村たちのせいにする。
それでも数々のヒントを鮎川は持ち前の洞察力で解いていき、財宝は得られなかった(結局もともと無かった)ものの、殺人事件の犯人を暴き、鎌田 に感謝される。そして迷惑かけられっぱなしの今村たち3人は「こんないい先生を困らせるな」と逆に怒られる。
結局財宝が手に入らなかった鮎川は「大事な休みがお前達のせいで台無しだ!」と言って逆ギレするのだった。
石原さとみの自分的イメージはウォーターボーイズと、多分マイナーなパズルってドラマなんだけど、パズルの方思い出せなくてちょっと検索したら黒歴史って出てきてなんか申し訳ない気分
黒歴史を記憶に刻んじゃう自分の脳みそまじ辛辣 pic.twitter.com/WFEwbcJdSu— かぶとむしちゃん (@Abri_m_cot) March 15, 2016
その後の事件
その後も多くの遺産や財宝話を聞きつけ、一攫千金を狙う鮎川。それに付き合わされる今村、神崎、塚本の3人。
その3人を利用して横取りしようとする桜葉女学院の険悪腹黒女生徒3人。
そして殺人事件が起こり、それを解決する。
財宝は見つかったり、見つからなかったり。しかし結局、鮎川の手には入らず、そのイライラを今村たち3人に八つ当たりして終わり・・・
毎回こんな流れの話です。
「パズル」感想
事件の謎解きがメインの物語になっています。同じテレビ朝日系列の「トリック」と同じ感じですね。
石原さとみさんの態度の変わり身が新鮮で面白く、表現豊かな所が評価され、今の地位があるのだなと感心してしまいました。
ただ、毎回の事件を解決するだけで、鮎川や今村たちのプライベートなシーンがなかったところが悔やまれます。
何か本筋があればよかったのですが・・・
でも、石原さとみが可愛いから、それで良しです。
最終回はどうなるの?
全10回のドラマの中で、9話までは全く同じ展開です。
最終回ぐらいは何か変化あるのかな・・・と思いましたが結局同じで、唯一違ったのが、度重なる事件の解決に貢献?してきた鮎川に警察から感謝状をもらいます。
結局いつもお宝を手にできない鮎川・・・
いつもは八つ当たりしながら今村たち3人を追いかけますが、今回はその元気も湧きません。
しかし最後は3人が逆に嘘の財宝探しを提案して、鮎川をからかところで終わります。
なんだかんだで今村たち3人も財宝探しが楽しくなってきているのかな?
と思わせるところで物語は終わります。