テレビ朝日系ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」あらすじ かっこよくてかわいい石原・・・いや!谷原章介!

TVドラマ(国内)

小田霧響子(石原さとみ)はTVで活躍している天才霊能力者。

しかし彼女に霊能力はなく、そのかわりに人並外れた推理力を持っていた。

2010年にテレビ朝日系で放送されました。

「霊能力者 小田霧響子の嘘」作品紹介

 

原作:甲斐谷忍

脚本:渡辺雄介 / 森ハヤシ / 小泉徳宏 / 山岡真介

演出:常廣丈太 / 本橋圭太

出演者:石原さとみ / 谷原章介 / 大島優子 ほか

 

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第1話 痴漢幽霊

今日も小田霧響子(石原さとみ)はTVで大和田真也の悩み相談をしていた。事前に愛犬の留美を亡くしていることを知っていた響子は、「留美さんがすぐそばにいます」と適当なことを言って、観覧席は拍手喝采、この小田霧響子の番組「オカルトーク」の人気はうなぎ上りで、小田霧響子のファンもどんどん増えていった。

 

しかし響子に霊能力者の能力などはまったくなかった。

自分の衣装が恥ずかしいのと、何より嘘をついているプレッシャーで、収録後に事務所社長からよく逃亡していた。その社長は年下の従姉妹、飯伏薫(大島優子)であり、守銭奴だった。

 

逃亡中に谷口一郎(谷原章介)というプロデューサーを名乗る男と知り合う。

 

その後、結局捕まった響子は薫から、昴南女子大学に現れる幽霊の痴漢の真相をADのオダとして解決しろと命令される。

 

響子は学長選挙に勝つために、他の立候補者2人を犯人にしようとした高峰彩子 ( 水野真紀)の犯行だと推理して、これを解決する。

 

谷口は響子が霊能力者ではないことをいち早く気づいていた。彼は刑事であり、警視庁が突如設置した「霊能捜査課準備室」の一員で、上司の女刑事・S( 三浦理恵子)からはなぜか「M」と呼ばれており、「本物の霊能力者を連れてこなければクビ」と宣告されていた。

警察は以前に起こった「神隠し事件」の真相を暴くために霊能力者の力が必要だと思っていた。

 

 

しかし谷口は響子に刑事であることを見透かされていた。

「なんで嘘をつき続けるんですか?」と聞く谷口に響子は「人を救える嘘もある」と言う。

そんな響子には難病で苦しんでいる弟、幸太がいた。

そんな幸太は自分が余命わずかだと思っていた。そんな幸太に「お姉ちゃんは霊能力者だよ!そんなかんたんに死にません」と嘘?をつく。

 

第2話 霊能ブタの大予言

くさみ村で土砂崩れが起きる。それを予知したとしてふれあいパークの豚、ピーちゃんが話題になる。そのピーちゃんと予知対決することになった小田霧響子。

ピーちゃんは新聞紙を口でちぎり、それを飼育員の土井が広げると「土砂崩れ」という単語が記されてあった。それを記録した映像のメモリーカードを村役場に郵送で送ったことからニュースになり、有名になったのだ。

この予知は二年前にもあり、その時は「地震」という単語か書かれてあり、その直後に地震が起こったところも撮られていた。

 

響子は土砂崩れの予知をした際に送った郵便が偽造されたものであり、土井が土砂崩れが起こった後に村役場に置いたことを見破る。

しかしピーちゃんのことを可愛がる少女さよと売られそうになったピーちゃんを救うためにやむなく不正をした土井のことを思って、「地震」の裏に書いてあった「ありがとう」の文字を紹介する。

さよと土井にお礼が言いたかった「言葉がわかる豚」だと言って、ピーちゃんの名誉を守る。

 

しかし「ありがとう」の文字は響子が偽装したものだった・・・

 

その後の事件

その後の数々の怪奇現象に取り組みますが、結局、超常現象などではなく、人間が引き起こしていた。しかし犯行を行っている人たちにもそれぞれ事情があり、それを得意の洞察力で見抜いてしまう響子は、「オカルトーク」にて嘘の言い回しで暴露する。しかしその当事者たちの心の平安を与えていくように仕向けて、結局最後はみんなが幸せになるように決着させていく。

 

一方、谷口は「神隠し事件」を扱った”ナンバーナイン”というファイルを閲覧するため、そしてその事件を解決するために、毎回勧誘するも、すぐにいなくなってしまう響子に地団駄を踏む。

谷口は昔、素行が悪かったため無実の罪で警察に捕まった事があった。誰も信じてくれない中、白井啓治 (神保悟志)という刑事だけが信じてくれ、その後は真犯人が見つかって無罪放免になる。谷口はその白井に憧れて刑事になったのだった。

しかし白井は殉職し、その死の間際に言った「ナンバーナインには関わるな」という言葉が忘れられなかった。

白井の無念を晴らすために谷口は「霊能捜査課準備室」に入ったのだった。

 

そして小田霧響子と幸太の両親も、ある日行方不明になったきりだった・・・

 

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「霊能力者 小田霧響子の嘘」感想

前に紹介した「パズル」でも強欲で乱暴な振る舞いの石原さとみさんとはうって変わって、基本的に少し怖がりで、さらに従姉妹である薫にいいように振り回される可愛らしい女性を演じています。

 

でも小田霧響子になるとまるで別人!こんなに変わるのかと思うほどの美人への変貌ぶりにはドキドキしてしまいます。


今回は谷原章介さんの存在感は大きかったです。彼のおどけた、そして怖がりだけど何か影を持っているような・・・でも結局何もないところ(笑)がおもしろかったですね。

最終回はいままでのお話をまとめて、上手く完結してくれました。「パズル」のようにいつもと同じ展開ではなく、いつも陽気?な谷口が豹変して少しハラハラしましたが・・・

 

最終回はどうなるの?(ざっくりしたあらすじ)

「ナンバーナイン」は神隠しなどではなく、谷口の上司である東金元吉 -(梅沢富美男)が行方不明になり未解決事件になったものを神隠しとして扱っていたためでした。

谷口は味方のふりをして東金の片棒を担ぎながら証拠を集めます。

谷口は行方不明者を探さず、あぐらをかいていた東金を改心させるために一芝居うち、小田霧響子をも騙して、東金を改心させます。

 

しかし東金の犯行を手伝ったとして警視庁に出頭することを決意します。

 

谷口は響子を騙していたことを謝り、彼女の両親が生きていることを告白します。

響子の両親は幸太の手術費を捻出するために闇金業者からお金を借ります。その取り立てに子どもたちを巻き込ませないために姿を消したことを響子に伝えます。

谷口はその闇金業者を探し出し、居所を聞いたのでした。

 

そして響子と幸太は田舎でひっそりと住んでいた両親と再会します。

めでたし!

 

 

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