「アイ・アム・レジェンド」あらすじ 別エンディングでは全く違う意味になる”レジェンド”

映画

1954年にアメリカのSF作家リチャード・マシスンの小説“I Am Legend”(日本語版は映画化に合わせて『地球最後の男』から『アイ・アム・レジェンド』に改題された)の3度目の映画化作品です。

「アイ・アム・レジェンド」作品紹介

監督:フランシス・ローレンス

脚本:マーク・プロトセヴィッチ / アキヴァ・ゴールズマン

原作:リチャード・マシスン「地球最後の男」

製作:アキヴァ・ゴールズマン / デヴィッド・ハイマン / ジェームズ・ラシター / ニール・H・モリッツ / アーウィン・ストッフ

製作総指揮:マイケル・タドロス / アーウィン・ストフ / デイナ・ゴールドバーグ / ブルース・バーマン

出演者:ウィル・スミス / サリー・リチャードソン / アリシー・ブラガ / ダッシュ・ミホク / チャーリー・ターハーン 他

公開:2007年12月14日(アメリカ・日本)

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「アイ・アム・レジェンド」あらすじ(ネタバレあり)

2012年、ロバート・ネビルは愛犬のサムを助手席に乗せ、真っ赤なスポーツカーでニューヨークの街を疾走する。

 

 

街には人間の姿はなく、アスファルトの割れ目から雑草が生え、多くの車は朽ち果て、それは道端に停まっている戦車や海辺にあるアメリカ軍空母も同様だった。

 

街でインパラの大群を見つけたロバートは銃を持って狩りに行く。しかし撃とうとした瞬間にライオンの親子に奪われてしまう。

 

 

どうしようかと考えているロバートだったが、陽が落ちる時間になったため、諦めることにした。

食事をした後、家中のドア、窓を閉め、さらに内側からも仕切りを作り厳重に戸締まりをする。そしてサムと一緒にバスタブの中で身を寄せ合う。

 

外では大勢の何者かのうめき声が聞こえていた・・・

ウイルスの蔓延

3年前の2009年、女性科学者アリス・クリピン博士が”はしかウイルス”を元にガンの治療薬を開発した。

治療薬は1万人以上のガン患者に試験投与され、全員のガンが治癒した。だが、試験投与されうちの5000人から狂犬病のような症状が出始め、治療薬のウイルスが人間を死に至らしめる(クリピン・ウイルス)に突然変異していることがわかる。

ニューヨークがウイルスの感染源になったことで、大統領は軍を出動させニューヨークを封鎖することになる。

 

当時アメリカ陸軍中佐だったロバートは妻と娘をヘリに乗せ、脱出させようとするが、そのヘリはロバートの目の前で墜落する。

 

その後ウイルスは空気感染によって世界中へと拡散してしまう。致死率は90%であり、60億人の内54億人が死亡したが残りの10%は免疫を持っており、生き延びることができた。ロバートもその1人だった。

 

 

ダークシーカー

もともと科学者だったロバートは自宅の地下でウイルスを撃退する方法をずっと研究していた。動物実験で僅かな成果が確認され、今度は人間を実験台にしようと考える。

 

ロバートは毎日のようにラジオを使って、いるかもしれない生存者に呼びかけていた。「君は1人ではない、生きているならシーポートに来てほしい」と・・・

 

 

ある建物内に入っていったサムを探している最中にダークシーカーに発見される。逃走中にダークシーカーに飛びつかれるも、外に飛び出るとダークシーカーは光を浴びて、苦しみながら死んでしまう。

彼らはもともと人間だったが、ウイルスの蔓延によって凶暴になり、人間を捕食するようになっていった。しかし紫外線には弱く、暗闇の中でしか動けない体質だった。

ロバートはダークシーカーを罠におびき寄せて捕獲し、地下室へ連れて行く。動物実験で成果が出ていた血清をそのダークシーカーに投与する。しかし効果はなかった。

 

翌日、別のダークシーカーの罠(前日にロバートが仕掛けた罠と同じ方法)に捕まるロバート。日暮れ直前に目を覚ましたロバートは負傷し、そこに襲いかかる感染した犬たち。

犬たちを撃退するも、ロバートをかばったサムが噛まれてしまい、急いで血清を打つ。そのままサムを抱きかかえて祈るロバート。

しかしサムが感染して凶暴化してしまったため、ロバートは抱きながらサムの首を締める・・・・

 

唯一の話し相手だったサムを失ったロバートは悲しみに暮れる。

生存者

その夜、自暴自棄になってダークシーカーたちを車で轢き殺すも、逆にピンチに陥るロバート。捕食される寸前の所で、アナという女性に助けられる。アナは息子のイーサンとともに、ロバートのラジオの呼びかけを頼りにニューヨークにやってきていた。

 

瀕死のロバートを自宅に連れて帰るアナ。

怪我の手当をして、一時の休息を得るが、次の日の夜にダークシーカーたちがロバートの自宅に攻め込んでくる。

地下室へ逃げる3人。そこでロバートが捕獲し血清を打っていたダークシーカーが元の人間の姿に戻っているのを見て僅かな希望を持つロバート。

仕切られたガラス越しにぶつかってガラスを割ろうとするダークシーカーたちに「君たちを救ってやる」と説得するも全く通じない。

 

ロバートは血清をアナに渡し、2人に逃げるように指示。

ロバートは手榴弾を持って、自らダークシーカーの中に飛び込んでいった・・・

 

 

アナとイーサンは生存者がいる村を発見。その村の責任者に血清と、これを作り上げた1人の男の話をする。

その後、その男は”レジェンド”と呼ばれることになる・・・・

 

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「アイ・アム・レジェンド」感想

荒廃したニューヨークの姿にまず圧倒されます。(もちろんCG)

そしてシェパードさんが可愛いです。中盤で死んでしまったのが少しショックでした・・・

 

見終わって気になったのですが、ダークシーカーは結局”何者”だったのでしょう?

 

ただ人を襲うのならわかるのですが、ロバートを罠にかけたり、自宅を特定して襲ってきたり・・・

明らかに知能があるのではないでしょうか?

 

これについては何も描かれてはいません。

しかしこの作品には”別エンディング”が存在します!

 

別エンディングではロバートは生き残る!?

劇場で公開されたエンディングは、公開1ヶ月前のスクリーンテストの結果、差し替えられたもので、セル用DVDの「2枚組」として販売されているもの、セル用Blu-ray Disc、レンタル用Blu-ray Discには、差換え前のエンディングが特典映像として収録されています。

 

公開バージョンのエンディングでは主人公の家にゾンビが襲ってきたのはただ単に主人公たちを襲うためでした。

しかしもう1つのエンディングではゾンビたちが主人公の家を襲ったのは、主人公が薬を作るためにモルモットにされてた仲間のゾンビを取り戻すためだったようです。

 

つまり彼らには知性と感情があったということです!

また主人公は他にもゾンビをモルモットとして何体も犠牲にしてました。

これはゾンビからすると彼こそがゾンビの仲間を誘拐して殺しまくる自分たちとは違う生物であり、「伝説の怪物」だったということになります。

実はこれがタイトルの「アイ・アム・レジェンド」の真の意味でもあるのです。つまりここで襲われる人間という視点と襲うゾンビという視点の立場の逆転が行われる深い映画になる予定だったのです。

ゾンビたちは仲間を取り戻すという目的を果たすと主人公たちの家から出て行きます。

なので主人公はもう1つのエンディングの方では最後まで生きてます。

 

私的にはこっちのほうが好きですね!

気になる方はブルーレイで借りてみてくださいね。

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