「予告犯 THE PAIN」最終話 あらすじ 

ドラマ

最後の被告は最高裁事務総長の花山です。

すべての謎が解明する最終回、佐久間たちはどういう判決を下すのでしょうか?

 

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「予告犯 THE PAIN」最終話 あらすじ

 

沖菜の兄、荻原孝一に死刑判決を下した裁判官が佐久間だった。

 佐久間は日本の裁判所が裁判官と検察・警察との利害関係のもとに成り立っていることを嫌味っぽく話し「今後、どの裁判官も証拠の検討を放棄し、検察や警察が描いたシナリオ通りに判決がくだされる世の中になるだろう」と警告する。

そして佐久間は「18年前の殺人事件の裏で行われた卑劣な冤罪の経緯と実態を告発する」と宣言する。

 

吉野が佐久間に話しかけ、投降を呼びかけるが、「もう少し待ってほしい」と言う佐久間。

その佐久間のところに花山がやってくる。

 

佐久間は「もう一度、裁判をやり直す。そのためにあの事件の裁判長だったあなたに出廷していただきたかった」と花山に言う。

 

花山は裁判所は超然であるべきで、裁判官が追求すべきは真実ではなく正義だという自論を展開する。

そして「世間は真実と正義を望み、それが両立すると思っている。しかしそれは幻想だ」と言う。

 

最後の公開裁判

荻原孝一は死刑判決の後、再審請求を出し続けていた。そして自殺未遂を図っていた。それを助けたのが刑務官の田淵だった。

その後、田淵は荻原の言うことに耳を傾けるようになり、その後、荻原が田淵に告白した内容の音声が流される。その内容は・・・

 

荻原はその当時、工場作業員であり休憩中にタバコを吸っていた。そこにあらわれた林田雄次は荻原に「珍しいタバコだな」と話しかけたという。

その2週間後、荻原はタバコの吸い殻がきっかけで逮捕されるが、荻原は話しかけられた記憶がなく、その場所にもいなかったという証言だった。

 

所轄刑事の証言テープが流される。

事件から3ヶ月後、林田がいきなり殺人現場を調べだし、庭に捨ててあった吸い殻がいきなり見つかったことについての証言だった。

 

「まるでその刑事が証拠を捏造したように聞こえるね」と言う花山に「その疑いが大きい」と言う佐久間・・・

 

 

一方、水谷と沖菜は吉野たちに拘束される。

そこにやってきた弁護士の平沢は水谷に自分も元裁判官で、過去に荻原の死刑判決の報告書を書くはずだったが、逃げ出して佐久間に責任を押し付けたことを告白する。

事件の真相

佐久間は花山に多くの矛盾点を指摘する。

1,林田による荻原への取り調べで暴力を受け、「裁判官が正しい判断をしてくれるから、とりあえず認めろ」といわれていたこと、

2,第2の公開裁判の被告の妻がその時のDNA鑑定の責任者で、荻原と別のDNA判定が出た結果をもみ消したこと、

3,当初、目撃者(第3の公開裁判被告、鴨下樹里の叔父)の証言が「男か女かもわからない、服装もわからなかった」と言っていたのにその後、急にはっきりした証言を言い出したこと、

4,その証言をさせるように誘導した検察官が第1の被告・箕輪凛花の祖父、神田清純であること

 

これらの疑惑を佐久間は花山につきつけ、自分の非を認めるように促す。

 

沖菜の境遇

吉野は沖菜を輸送中、「よくここまで証言を集めたわね」とまるで労をねぎらうように言う。沖菜は思い出していた。

 

その事件以降、沖菜の家には誹謗中傷の紙が外壁に貼られまくったこと。

大学進学を諦めたこと。

妹へのし訳ない気持ちになった兄が会ってくれなくなり、再審請求も出来ない状態で悩んだいたこと。

その怒りのはけ口を裁判官だった佐久間に向け、ナイフで刺したこと。

田淵に制止されながらも取り乱す沖菜に向かって、傷ついた佐久間が「君が動揺したらお兄さんは救われない。私に考えがある」といってくれたこと・・・

 

そんなことを車の中で回想する沖菜・・・

 

吉野に連絡が入り、佐久間がいる場所が東神奈川地裁内だと判明する。

吉野は1年前に起きた「シンブンシ事件」で主犯が自殺したことを思い出していた。水谷に連絡し、佐久間に会って時間をかせぐように伝える。

「そんなことをしてもあの人の考えは変わらない」と言う沖菜。

吉野は「私は・・・もう二度とごめんだわ」と答える。

 

アリバイ

花山は「裁判官が検察や警察の資料を元に判断するのだから、悪はそいつらであり自分たち裁判所には非がない」と主張する。

 

そこで佐久間は林田から受け取った一本のビデオテープを流す。

それは海賊版ビデオで、劇場で違法に隠し撮りした映画の映像だった。しかし映画会社はそれの予防のため、サブリミナルの形式でバーコードを載せていた。そのバーコードで公開場所、その時間もわかるようになっていた。

その映像に荻原がたまたま映っており、その時刻は事件発生時刻、その場所は現場から遠くはなれた映画館であることが判明していた。

そして林田が、そのビデオの鑑賞会に花山がいたこと、そして「いくら払えばいいんだ」と花山が言っていたことを、死ぬ間際に佐久間に伝えていた。

 

 

捏造だと言い張る花山だったが、ビデオテープに指紋がついていたことを指摘する佐久間。

 

 

林田はビデオテープについた指紋を照合させ、花山だという鑑定結果の紙も持っていた。それをネタに花山をゆすろうと考えていたのだ。しかしそれが叶わなくなった林田は「生き恥をさらすつもりはない」と言って持っていた拳銃で自殺していた。

 

 

「説明してください!」と強く迫る佐久間に顔をそむける花山。その向いた先のモニターには「謝罪しろー」「地獄へ落ちろ」などのコメントが画面を埋め尽くしていた。

カメラに向かって「この国を背負ってる私に対してあやまれだと!恩知らずどもが!!」と視聴者に向かって暴言を吐く花山。

 

そこに突入する警察。しかし佐久間は持っていた拳銃(林田がもっていたもの)を天井に向かって一発発射する。

 

「退廷願います」と佐久間は言い、花山はその場を去っていった。

 

「間もなく、公開裁判は終わる。あとは最後の1人を裁くだけだと言って、佐久間は自分のこめかみに銃を向けた。

 

救い

そこでビデオカメラを撮っていた田端は、突入してきた警察官に取り押さえられながらも、佐久間が自殺しようとするのを必死に止めようと叫ぶ。しかし佐久間は「仕方ありません。やはりこれしか、方法が見つかりません」と力なく話す佐久間。

 

佐久間は自分が荻原の判決文を書いたこと、それによって彼の18年の人生を台無しにしてしまったことを悔い、死を持って償うしかないと思っていた。

 

そしてカメラに向かって、「自分が証を見せるから、自分たちも非を認めて再審の門を開いてほしい」と大きな声で訴える。

そこに入ってきた水谷に「死ぬのは逃げだろ!」と言われた佐久間は「逃げかもしれない・・・でも、自分の犯した罪にもう耐えることが出来ないんだ」と言って、拳銃を口にくわえ込み、引き金を引こうとする。

 

その時、ライブ映像に割って入ってきた吉野。「あなたは死ぬ前に会わなければならない人がいる」と言って、吉野は刑務所の面会室にいる荻原にカメラを向ける。

 

荻原の「死んでほしい人なんていない。ただ信じてほしかっただけだ」という言葉に「しかしあなたの人生を奪ってしまった」と嘆く佐久間。

 

「アンタは信じてくれたってことなんだろ?」と荻原が言う。

その言葉を聞いた佐久間は崩れ落ち、頭を床につけて、泣きながら「申し訳ありませんでした」と荻原に謝った。

その1ヶ月後、荻原の再審が決定する。

 

 

水谷、田淵、沖菜は保釈が認められたが、主犯の佐久間は裁判を受けることになった。

その裁判の傍聴席にはその3人と吉野がいた。

 

担当する裁判官の中には新谷の姿があった。

 

法廷に入ってきた佐久間を見届けた吉野は微笑んで、法廷を出ていった。

 

そして佐久間は名前を聞かれて「佐久間英司です」と答えたところでエンドロールが流れる。

 

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「予告犯 THE PAIN」最終話

5話という、1クール(12話)が当たり前のドラマに比べれば短いですが、余計なものを省き、全話が重要なお話になっているために見応え充分で楽しめました。

ラストで佐久間が拳銃を向けながら懺悔するシーンは、それまでのクールな佐久間とギャップがあって、緊張感もあり良かったと思います。

東山さんの演技が意外によかったことと(失礼)、戸田恵梨香さんが可愛かったこと(笑)が印象に残った作品でした。

 

 

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