「幕末高校生」あらすじ 男らしいはずの勝海舟、実は・・・

映画

今回紹介知するのは1994年にフジテレビ系列で放送された「ボクたちのドラマシリーズ」の一作だった「幕末高校生」の劇場版です。

修学旅行先の京都・太秦映画村で地震が起き、そこにいた新米教師と3人の高校生が幕末時代にタイムスリップしてしまうというお話です。

映画版「幕末高校生」作品紹介

監督:李闘士男

脚本:橋部敦子

原案:眉村卓「名残の雪」

製作:石原隆/手塚治

公開:2014年7月26日

 

キャスト

勝海舟 – 玉木宏

川辺未香子 – 石原さとみ

高瀬雅也 – 柄本時生

森野恵理 – 川口春奈

沼田慎太郎 – 千葉雄大

千代 – 谷村美月

民子 – 吉田羊

宮川八郎 – 渡辺邦斗

柳田龍三 – 柄本明

山下利蔵 – 隆大介

新門辰五郎 – 山崎銀之丞

木下長行 – 中村育二

徳川慶喜 – 篠井英介

神田尚志 – 井上肇

薩摩屋 – 嶋田久作

大崎則篤 – 伊武雅刀

長英 – 石橋蓮司

西郷隆盛 – 佐藤浩市

 

今回は映画化となりますが、ドラマ版との繋がりは全くないため、映画単体で楽しめる作品となっています。

ちなみに眉村卓さんの「名残の雪」を原案としていますが「名残の雪」でタイムスリップするのは高校生ではなく、2人の大学生という設定です。

しかも始まりは出版社が暴漢に襲われ、守衛が殺されるところから始まります。その守衛の遺した手記を生前に仲の良かった編集者が読み始めるところから始まるそうです。興味のある方は読んでみてください。

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「幕末高校生」あらすじ

2014年、高校教師の川辺未香子 (石原さとみ)は、大学進学を控えた高瀬雅也 ( 柄本時生)、森野恵理 (川口春奈)、沼田慎太郎 (千葉雄大)のクラスの担任。

高瀬、森野、沼田は幼馴染であったが、沼田は獣医になりたいのに、親や川辺からは医者になったほうがいいと言われて、人生に嫌気が差していた、高瀬は事業中は居眠りばかりで川辺に怒られ、森野は教科書を見ているふりをしながらギャル雑誌を見ているような典型的なギャルだった。

タイムスリップ

ある日、その4人がたまたま一緒のときに、高瀬が起動したスマホの日本史アプリが光り出し、4人は一気に幕末へタイムスリップしてしまう。

川辺と高瀬はすぐに捕まり、奉行の大崎に尋問を受けていた。アメリカ人に間違えられた2人は「タイムスリップしてきた」というが、当時の人には聞いたことない言葉だったために怪しいと思われて、拷問にかけられそうになる。

そこで勝海舟(玉木宏)に出会った川辺は、「あなたは器が大きい人だ、男らしい」などと言い、いい気になった勝は2人の身柄を引き取ることになる。

 

タイムスリップした時は同時だったが、川辺は1日前、高瀬は3日前にこの時代に来ていた。沼田や森野も来ているはずだったが、いつからこの時代にいるのかはわからなかった。

 

この時、薩長の連合軍が江戸幕府に戦争を仕掛けるとのもっぱらの噂だった。

史実では勝海舟は西郷隆盛との交渉を成功させ、戦争が回避されるはずなのだが、勝は教科書に書かれているような立派な人物ではなく、腰抜けだと思わざるをえない振る舞いの数々に、川辺は不安を覚え始める。

異なる歴史

この時点で勝海舟と西郷隆盛は和平交渉をしているはずだったが、そのような事実はなかった。川辺は自分たちがタイムスリップしてきたことが影響しているのではないかと疑い始める。

勝海舟が西郷隆盛に送った手紙は、薩長と戦争し壊滅させようとしていた柳田龍三によって破られていた。

そんな柳田の元には、半年前に森野がやってきていた。柳田は未来から来たことを信じ「柳田っち」と言われて、浮かれていた。

 

そんな時、勝を狙った刺客たちの中に沼田そっくりの人物がいたことに気づく川辺と高瀬。

 

やっとのことで見つけた沼田だったが、彼はこの時代に来て1年が経ち、妻をめとり、その妻のお腹には子供がいるという沼田は、「現代に戻りたくない」と言ってその場を立ち去った。

待つことの意味

川辺は、何もせず、西郷からの手紙をただ待っているだけの勝に苛立っていた。しかし勝は待っていた。

戦争をしないと一度決めたことだから、どんな妨害に会おうと家族が危険に晒されようと、じっと待っていた。そんな性格を知っていた妻の民も、刺客に家をめちゃくちゃにされても平気な顔をしていた。

沼田や高瀬に「偏差値しか見ていない先生は何もしないのと一緒」だと言われた川辺は反省し、勝への見方も変わっていった。

進展

薩長の江戸総攻撃が2日後に迫っていた日、柳田と話をしていた際に「ガチ」という聞きなれない言葉を聞いた勝海舟は、高瀬に「柳田の屋敷に仲間がいるかもしれないぞ」と教える。

柳田の屋敷に向かった高瀬が「勝海舟」の名前を出すと追い払われたため、タイムスリップしてきていた川辺の車の中から発煙筒を拝借し、屋敷前で煙を出す。

火事だと思い、慌てて出てきた森野との再会を果たした頃、勝海舟は薩長に江戸を渡したくないために、いざとなったら江戸の町に火を放つように火消しの頭領に協力を仰いでいた。

 

その日、川辺は蕎麦屋の前で偶然に西郷隆盛と遭遇する。そして西郷隆盛が勝海舟からの手紙をもらっていないことを知る。

勝海舟は西郷隆盛と4年ぶりの再会を果たすが、他愛のない話をしただけで2人は一旦別れる。その夜、西郷隆盛の使者から書状をもらい、翌日に会談することになる。

刺客

その夜遅く、沼田が「やはり一緒に帰りたい」として勝海舟の屋敷にやって来る。しかしそれは西郷隆盛と勝海舟が接触したことを知った柳田の罠だった。

沼田は夜中にこっそり起き出して、勝海舟を亡き者にしようとする。しかし間一髪で川辺が勝を守って手傷を負ってしまう。それを見た沼田はその場から逃げ出してしまう。

 

翌日、勝海舟が西郷隆盛との会談に向かおうとした際に、川辺が「約束します。私は生徒から必要とされる先生になります!」と宣言する。

すると勝海舟も「おれも約束する。お前たちの未来は俺が守る!」と川辺たちに言い残し、最後に「あえて良かった」と言って、会談に向かっていった。

 

川辺は沼田を探し出し「獣医になるんでしょ!」と言って連れ戻すことに成功し、4人一緒に元の世界に戻ってくる。勝海舟も火消しなどの力を借りて、なんとか西郷隆盛との会談を成功させ、未来は守られる。

 

帰ってきた川辺ら4人はいつもの生活に戻っていた。しかしタイムスリップの前とは明らかに成長を遂げた4人がそこにいた。

 

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「幕末高校生」感想

一回見たことはありましたが、あまり覚えてない印象を持ちながら、今回2度目になりますが、全体的に軽いというか・・・若者向けというか・・・

石原さとみさん、玉木宏さん、佐藤浩市さんと、結構豪華メンバーなのにもかかわらず、内容的には薄い印象です。石原さとみさんの魅力がいまいち発揮されず、佐藤浩市さんはあまり会話せず、悪?の柄本明さんも時生さんと親子共演しているにも関わらず、出会う場面もなく。

唯一、玉木宏さんがじっと耐える、それが哀愁を帯びているようでカッコイイ勝海舟を演じていたのは女性たちには受けるかもしれません。

川口春奈さんの自由奔放なギャル役もはまっていて、石原さとみさんより印象に残りました。

作品としてはいまいちな感じでしたが、軽くサクッとみるにはいいかもしれません。

 

 

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