「オーメン2 / ダミアン」あらすじ 成長したダミアンの恐怖と苦悩

映画

前作で生き残ったダミアンが12歳になり、ますます力を強大にしていく第2作。

それでも、自分の境遇を知って悩むダミアンの姿が垣間見える作品になっています。

「オーメン2/ダミアン」作品紹介

監督:ドン・テイラー

脚本:スタンリー・マン / マイク・ホッジス

原案:ハーヴェイ・バーンハード

原作:(キャラクター創造)デヴィッド・セルツァー

製作:ハーヴェイ・バーンハード / メイス・ニューフェルド

出演者:ウィリアム・ホールデン / リー・グラント 他

音楽:ジェリー・ゴールドスミス

公開:1978年6月9日(アメリカ) / 1979年2月10日(日本)

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「オーメン2/ダミアン」あらすじ

ロバート・ソーンに短剣を渡したブーゲンハーゲンはソーン夫妻が死んだことを新聞記事で知る。そこに写っていたダミアンの顔が「先日掘り起こした遺跡の壁画に描かれたアンチ・キリストの顔と瓜二つだ」と親友で考古学者のマイケルに訴えかけるブーゲンハーゲン。

マイケルと再び壁画を見に行くブーゲンハーゲン。その入り口には1羽のカラスが不気味にとまっていた。

遺跡の中に入り、そこにあった壁画の顔は確かにダミアンそっくりだった。

 

その直後、遺跡が崩れ、2人は生き埋めになる。

 

悪魔再び

両親が死んで7年後、ダミアンはロバートの弟でソーン産業の会長リチャードに引き取られていた。その家には妻のアン、リチャードと先妻の間に生まれたマーク、そして伯母のマリオンが住んでいた。

マリオンはダミアンのことを毛嫌いしていた。それはリチャードの兄ロバートがダミアンを殺そうとして警察に射殺されたことから、ダミアンには何か秘密があると思っていたためである。

マリオンはそのことでリチャード夫妻とたびたび口論になっていた。ダミアンとマークが幼年学校に入学した日も同じように口論になる。

その夜、マリオンの寝室に1羽のカラスが現れる。

そのカラスを見つけたマリオンは直後に心臓発作を起こして亡くなってしまう。

 

 

幼年学校での面接でダニエル・ネフ軍曹から、互いに孤児であるという共通点を述べた後で「私は君の味方になる。どんな話でも相談に来い」と言われる。

面接直後にテディという学生に父の悪口を言われ、マークをも殴った彼をじっと睨みつけるダミアン。するとテディは目に見えないモノに突き飛ばされ、更に何かに怯えるような仕草を見せる。

ネフ軍曹がたまたま来たためにダミアンが目線をそらしてテディも我に返る。

そんなダミアンを見て不思議がるマーク。ダミアンも何が自分の身に起きているのかわからなくて苦悩する。

 

会社の外でブーゲンハーゲンの伝記を書いているジョーン・ハートに呼び止められるリチャード。彼女はロバートがブーゲンハーゲンに会ったあとに殺され、そのブーゲンハーゲンも遺跡の崩落で不審死していることを話し、「あなたも危険です」と警告する。

そして彼女は妻のアンにも会いに行き、警告する。

 

ジョーンは事前にブーゲンハーゲンが見つかった現場で壁画に描かれた顔を見ていた。幼年学校に行った彼女はダミアンが同じ顔だったことに驚き、その場から逃げ出す。

その帰り道、ジョーンが運転していた車が急にエンストを起こし、外に出るといきなりカラスに襲われる。

 

目をつぶされてフラフラと歩くジョーンは走ってきたトレーラーに轢かれて死んでしまう。

協力者

マークの誕生日会の夜、ダミアンはソーン産業の重役であるポールに話しかけられる。ポールはネフ軍曹を知っており、「子供っぽいことをやめて自分を見つめろ」と言われる。

その頃のポールは革新的な提案をしていたが、社長のビルは保守的であり、その提案に反対していた。

 

翌日、湖に張られた氷の上でホッケーを楽しんでいた子どもたちに混じってリチャードやビル、ポールもそれに参加していた。しかし一部の氷が割れ、ビルがそこに落下。

結局ビルは死亡し、ポールが新社長に就任する。

自分の正体

ダミアンは歴史の勉強中にイタズラ書きをして注意される。教師に反抗的なダミアンを呼び出すネフ軍曹。

彼はダミアンに「目立つな」と注意します。「自分の正体を知りたければ聖書の黙示録、第13章を読め。それが君の実態だ」と言われたダミアンは、黙示録を読む。そこには悪魔のことについて書いており、その悪魔には666の烙印があることを知る。

666を自分の身体に探したダミアンは、頭髪の中に発見して自分が悪魔の子であると知る。最初は動揺して桟橋まで走り「なぜ僕が」と悩むが、時間が経つうちに宿命だと受け入れるようになる。

 

ある日、ソーン産業のプラントの見学に来たダミアンたち。そこでたまたま検査中に事故が起こり毒ガスが発生する。

学生たちに怪我はなかったが検査を受けることになる。

病院で検査を受けた結果、みんな一定程度は毒ガスの影響を受けたのに、ダミアンだけはダメージがなかったことをリチャードに報告する医師。その医師は検査結果を疑問に感じ、血液サンプルを顕微鏡で見る。そしてダミアンの血液の中に山犬の血が混じっているることに気づく。

慌てて別の医者に相談しようとエレベーターに乗る医師。23階から10階に降りるはずのエレベーターがなぜか急上昇を始め、30階付近からは急降下を始める。その勢いでエレベーターの中で転倒する医師。

エレベーターは3階で急停止する。その直後に上からエレベーターを吊るしていた金属の紐の一本が落ちて来て、エレベーターごと医師の胴体を切断する。

マークとの別れ

ソーン産業が経営していた博物館の館長チャールズのもとに空輸便が届く。それは7年前にブーゲンハーゲンが送ったもののようで、その中にはメギドの短剣と、ダミアンが悪魔であることや殺し方が書かれた資料、リチャードに宛てた手紙も入っていた。

そのことをリチャードに伝えるも信じず口論になる2人。チャールズは「明日届く壁画を見ればわかりますよ」と言って去っていく。

反論したリチャードだったが、彼もダミアンのことや周りで起きている不幸が気になっていた。しかし妻のアンは「そんなことがあるはず無い」と強く反論する。

その会話を聞いてしまったマークは翌日、ダミアンを問い詰める。

ダミアンはマークを本当の兄以上に信頼していた。

 

そのマークはダミアンを怖がり「獣から生まれた弟なんかいらない」と強く拒絶する。自分の境遇を理解してもらうように何度も説得するが、マークの心は変わらなかった。

 

ダミアンは仕方なく眼力でマークを殺す。ダミアンは後悔の念からかその場で叫び、うなだれる。

 

その場に来たリチャードに「家に帰れ」と言われ「ぼくは何もやっていない」と言いながらダミアンは家に帰っていく。

 

「ダミアンを殺そう・・・」

 マークの死因は脳の動脈の薄いところが破れていたということになったが、疑問を抱いたリチャードは葬儀のあとに壁画を見にニューヨークに赴く。

その壁画に描かれた顔を見たリチャードはダミアンが悪魔の子だと確信する。さらにその時一緒にいたチャールズは悪魔の御業とも思えるありえない不慮の事故で亡くなってしまう。

 

リチャードは運転手にダミアンを博物館に連れてくるように指示。そしてアンに「ダミアンを一緒に殺そう」と説得する。それをこっそり聞いているダミアン。

それに反対したアンはそばにある短剣を持ち、振り向きざまにリチャードを刺す。

 

驚きながら、倒れて力尽きようとしているリチャードに「私も味方よ!」と言い放つアン。

 

そしてアンは「ダミアーン!」と叫ぶ。

 

その瞬間、アンたちがいた部屋で爆発が起き、アンも死亡する。

 

博物館内部の爆発で集まってくるパトカーや消防車のサイレンの音を聞きながら、ダミアンは博物館の階段を降りていく。その表情は不敵に笑っているようだった。

”かくの如きはキリストの使徒を装う偽使徒なり。〟――コリント人への第2の手紙 第11章 第13節

という文言が現れて、エンドロールとなる・・・

 

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「オーメン2 / ダミアン」感想

今回も生き残り、またしても微笑んだダミアン。

しかし前作と違うのはダミアンが自分の正体を知って苦悩するシーンがたびたび出てきます。このようなシーンがある所がただのホラーでは終わらない、そしてヒットした要因なのかもしれません。

さて、ダミアンを主人公とする「オーメン」シリーズは全3部作あります。

次回は最終作の「オーメン / 最後の闘争」を紹介します。

またしても最後に笑うのはダミアンか?それとも・・・・

 

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